ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

チョコレート・ガール バッドアス BD

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7月2日、「チョコレート・ガール バッドアス」のBDが到着いたしました。
この日が来るまで、長かったような短かったような(笑)。
敢えて「ジャッカレン」との比較ではなく、ひとつのパッケージされた作品として「チョコレート・ガール」を「日本語吹き替え」で楽しみました。
新鮮です(笑)。
で、率直な感想ですが...
思ったとおりです。
小清水亜美さんの吹き替えは、ハッキリと「ジージャー演じる日本語でしゃべるジャッカレン」という、わたしがいまだ知らないキャラクターを生み出してくれていました。
吹き替えって、スゴいですよね。
ジージャーの素の声は、小鳥みたいにけっこうピーチクパーチクとかわいらしいのです。
トゲが出にくいのですね。
でも小清水さんの吹き替えで、ジャッカレンは、おそらくは監督が想定したであろう「バッドアス」な彼女に変貌してくれているのです。
この映画を予備知識なし、つまりジージャーやタイ映画の構成に理解のないままご覧になられる方々にとっては、ジャッカレンはとんでもなくやんちゃで気の強いキャラクターであることが、オリジナル以上にしっかりと伝わるのではないでしょうか。
そこから生まれてくるジージャー・ファンというのにも、ちょっと期待してしまいます(笑)。
吹き替えによってジージャーが年齢相応に見えてくるのですから不思議です。
ゼンの幼さが一層払拭されて、アクションとコメディの出来る女優さんとして奥行きが見え始めてきた感があります。
散見されるタイ映画独特のビジュアルのあり方には、正直、わたしは賛成できませんし、世界に通用するとも思っていません。
ただ、そんなことはすべて些事です。
素直な目でこの作品を楽しむ向きには、見たこともない自転車アクションと、そのルックスからは想像できないジージャーのキレのいいファイトが印象に残るばかりです。
おもしろくないはずがありませんね(笑)。