ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

「鉄拳」とジージャー

イメージ 1

みなさんは「鉄拳」というゲームをご存じでしょうか?
94年の稼働から開始して、今日なお進化を続ける驚異的なナムコのコンテンツです。
そのカテゴリーはゲームに限定されることなく、実写映画に、3D映画に、と自由自在に進出して行くのですが、そのうちPCともゲームとしてではないカタチで深く関わるであろうことが容易に想像出来るのですね。
それは「鉄拳」の世界観の設計がかなりしっかりしているという点から読み取れるのです。
つまり、バーチャルとしての可能性ということです。
三島高専のある街で、シャオユウたちのいる世界で、買い物をしたり、コミュニケーションをとったり。
そんな展開になる可能性がとても色濃いのは、このコンテンツがとても長い間に洗練されて来たことや、アニメやマンガに限定された世界ではなかったことで多くの自由度を持ち得たことに由来します。
あと、失敗に挫けない(笑)ということも大きいのでしょう。
ずいぶん早い時期に、ハリウッドが「鉄拳」を制作することは発表されていたのですが、出来上がったソレはあまり褒められた出来の作品とは言えませんでした。
しかし本体の日本側はこの動きをほとんど無視し(笑)、すぐになんの予告も無いままに「ブラッド・ベンジェンス」という3D映画版をシレっと出して来たりするのですね。
まるっきり確信犯ですね。
まあ「鉄拳」より先にハリウッドは「ドラゴン・ボール」とかでもキョーレツにやらかしてくれていましたし、そもそも「期待される」とすら思っていなかったのでしょう、ゲームのプロモーションにハリウッド映画版はほとんど絡めていませんでした。
一方で「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」は、鉄拳TT2のリリースとも、鉄拳7、鉄拳ハイブリッドとも明確に絡められています。
したたかです。
3D映画の価値は、劇場公開もさることながら、DVD(BD)リリース以降において評価を期待するものでもあります。
その頃には、つまり「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」のDVDリリースの頃には、鉄拳ワールドはより深く濃く広範な展開を見せていることが想像できます。
これは昔、ライバルだった「バーチャ・ファイター」が到達できなかった世界ですね。
さて、まったく個人的な意見で恐縮なのですが、わたし、この「鉄拳」の世界にはぜひ、タイのプラッチャヤー・ピンゲーオ監督の各コンテンツとの融合を試みてほしいと願うところなのです。
彼の持ち駒であるふたつの切り札、人間兵器トニー・ジャーと、可憐なジージャー・ヤーニンは、バーチャルの世界にトッピングされることになんらの違和感も無い、強烈なキャラクターを備えています。
世界中を見回してもおそらく、彼らにかなう適役は存在しないことでしょう。
たとえばそれは、ハリウッドの一部の人気俳優がプロットされる場合を鑑みても、です(ハリウッド俳優と較べてタイの俳優である彼と彼女は俳優として優れるだけでなく人間としての徳が高いためにスキャンダルが想定しがたいのです)。
彼らは何よりも「ホンモノ」として評価を固めているキャラクターです。
「鉄拳」の世界の多岐なる広がりのためにも、タイのアクション俳優の将来のためにも、これらふたつの優れたコンテンツの融合は、ほんとうに理想的な結婚ではないかと思うところなのですが..