ジージャーの変化 2

このまま行けばジージャーは女優として、当然ですが、いまより更にさまざまな役柄をこなして行くことになるワケです。
アクションだけにとどまらない、役者としての資質が大きく試されていく時期に入ったともいえます。
まあ、ジージャー自身にしてみれば、望むところ、という感じなのでしょうね。
すばらしいバランスですね。
以前から評価している部分なのですが、わたしは、映画「チョコレート・ファイター」におけるジージャーの 自閉症の演技を高く評価しています。
探究心と真摯さのたまものです。
彼女の熱心さはさまざまな可能性に繋がっていくものです。
映画女優として、世界屈指の可能性をもつ役者として。
ジージャーの可能性は無限大です。
それだけに、世界的規模での「機会の獲得」は、今後の重要な問題になって行くことと察します。
具体的には「ハリウッドを視野に入れた活動」のことなのですが、ジージャーがハリウッドへ進出することが、ジージャー自身にとって幸せなことなのかどうかの判断は、いまはまだ未明にすぎます。
アジアからハリウッドへ進出して成功する例は稀です。
ほんとうに、指折り数えられるくらいしか存在しないことでしょう。
それでも、彼女のチャレンジ精神を考えれば、遅かれ早かれ世界進出には至ることだと察します。
是も非もないことなのでしょう。
それならば、やはり早いほうがいい。
ハリウッド女優のほとんどは、３０代後半から花咲いています。
ジージャーはまだ２０代。
この若さにしてこのバランスを備えるコトは、もはや「武器」だからです。