ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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リメイクとリファビッシュ

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2021年以降、生活様式や経済から生じる世の中の変化に伴って、資産としての過去のコンテンツのあり方も次世代へと移行するのは間違いないことでしょう。

コンテンツのブラッシュアップ(さらに磨きをかける、の意味)による高付加価値化としては、作品リメイクや高度デジタル処理化などが常套手段でしたが、これからはここに、より高度なCG合成やVRの素養が加わることでしょう。

具体的には、映画「キャプテン・マーベル」でサミュエルジャクソンを25歳若返らせたような、個性が確立したそのうえに描かれるバーチャルなビジュアルの完成のことです。

いままでも似た試みはいくつも成されていますが、このカテゴリーはまさに日進月歩、しかも時代が全体的にこの種の技術を求めていることとあいまって、あたかも現実とCGの境界線を壊そうとしているかのようです。

そうした技術が完成すれば、ここに投資を惜しまないのはまず、ゲームと映画の業界でしょう。

みなさんも気づいていることと思いますが、ここ十数年の映画作品、よくもわるくも過去コンテンツ依存ばかりですが、悪くもないのです。

まったくあたらしい物語が紡がれることの素晴らしさには、今後とも期待しますが、すぐれた過去のコンテンツがより磨き上げられることにも同等に期待します。

そしてこれから起こること、それは、単なるコンテンツのリメイクに留まらない、過去からその時間や空間、俳優を呼び出し、その時代で描き得なかった求めるべき加筆や修正を含め、更にエモーショナルに、作品のその完成度をよりたかめよう、とする動きでしょう。

そしてこれらの対象とされるのは、アラビアのロレンス未知との遭遇以上に、燃えよドラゴンやバックトゥザフューチャーのように、キャラクターの個性が前面に出てくる作品のほうが尊重されることでしょう。

そうした100選を、ゲーム業界のニーズとも掛け合わせて考える。

すると、そこには、映画から格闘技をコピーして実践してしまう、あの強くてやさしい少女の、存在しなかった2年後の物語が生まれてきたりする可能性、7、8年後には現実になるかもしれないのです。