ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

宮本から君へ 2

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蒼井さんを、「リリィシュシュのすべて」から見ているので、どうにも、どこに着信する女優さんなんだろう、と、ずいぶん心配していたのです。

「100万円と苦虫女」から「彼女がその名を知らない鳥たち」まで、どうしてこんな業をなぞるような役柄ばかり絡むのだろう、と。

もちろん、大口を開けて笑うような役が多いのもよくみて知ってはいるのですが、その本性に磁力のようにしがみつき、漏れてみえてくるのはやっぱり、ヒトの業に携わるえにしの何か、というふうに感じられてしかたありませんでした。

中野靖子は、どうにも、そういう蒼井さんにはぴったりの、なんというか、この役のために女優の道筋があったのか、というような役柄です。

ドラマが、宮本の奔走で区切られ、映画は靖子で回転する。このもっていき方、うまかったと思います。